整形外科では、骨、筋肉や靱帯、関節や軟骨、神経など運動器官に起こる疾患を診療しています。
対象は、首・腰の脊椎・椎間板・肩から指先までの上肢、股から足先までの下肢などで、そこで起こる機能障害や外傷による損傷を診断し、治療しています。
単に病気やケガを治すだけではなく、運動機能を元の状態に回復させることを目標として治療を行います。お子様からご高齢の方まで、どうぞお気軽にご来院ください。
骨は脳や内臓などの重要な臓器を外部から守ったり、体を支えたりする重要な役割があるほか、体内のカルシウムの99%を蓄えています。骨粗鬆症とはその骨の骨量や骨密度が低下して骨がスカスカになり、もろくなってしまう病気です。
骨の強さを表す骨密度は、若い時期にピークを迎えてそれ以降は徐々に減少していきます。年齢とともに骨はもろくなっていき、骨密度が減少すると骨粗鬆症を発症します。特に女性は、女性ホルモンの分泌が減少すると骨がもろくなるため、高齢になると骨粗鬆症リスクが上昇します。
骨粗鬆症リスクが高くなってきたら骨密度を定期的に測って適切な治療を受け、必要な栄養素を十分にとって軽い運動を習慣的に行い、骨密度をキープしていくことが健康寿命を延ばすためには不可欠です。
女性の方は特に閉経後男性よりも骨がもろくなるスピードが速いと言われております。
骨密度について気になる方はお気軽にご相談ください。
当院では骨盤・大腿骨による骨密度検査、血液検査により皆様それぞれに適した治療法をお話させていただきます。
ロコモティブシンドロームとは、加齢に伴う筋力の低下や関節や脊椎の病気、骨粗しょう症などにより運動器の機能が衰えて、要介護や寝たきりになってしまったり、そのリスクの高い状態を表す言葉です。健康寿命を少しでも伸ばすことができるよう当院では骨粗鬆症治療、リハビリテーション治療などの予防医療を推進しております。
腰痛や関節痛、筋力低下などの症状でお困りの方、けがやスポーツでの障害を抱える方に対してリハビリテーションを提供しております。
年齢や体調、病態に合ったリハビリを行なって痛みを抑え、筋力・柔軟性を回復させ、活動的な社会生活やスポーツに早く復帰できるよう、医師とリハビリスタッフがお手伝いさせていただきます。
運動療法は、痛みや動かしにくさを解消するだけでなく、ストレスなく生活するためにも重要だと当院では考えています。そのために、快適に生活できることを目標に、患者さんのお悩みやご不安をしっかりうかがいながらメニューを作り、丁寧にご指導しています。理学療法士が、無理のない範囲でできる内容を慎重に見極め、セルフエクササイズに関してもわかりやすくお伝えしています。自宅で気軽にできるストレッチの方法や生活上の動作で気を付ける点などもきめ細かくお伝えしています。
各種の医療機器を用いて悪化している血流を改善させ、痛みを緩和して筋緊張を緩和させます。お身体の状態や既往症などによって行えないメニューもありますので、お一人おひとりに合わせてメニューを決めています。
温熱治療
患部を温めることで血流が改善します。筋肉の緊張がほぐれ、酸素と栄養がいきわたって、痛みを起こす物質が老廃物とともに排出され、代謝が改善して症状緩和に導きます。
低周波治療器
微弱な低周波がピンポイントな場所にだけ効果を現します。改善しにくい場所の血流を促進して痛みやこわばり、こりなどの緩和に導きます。
ウォーターベッド
水が入ったマットレスの内部にはノズルがあり、そこからの水流で心地よいマッサージ効果を得られます。全身を優しくもみほぐす機器です。
超音波治療器
患部に近赤外線(0.6μm~1.6μm)を高出力で、スポット状に照射できる光線治療器です。ペインクリニックでも利用されています。
牽引治療器
お子様がケガをされた、原因がわからないけど痛みがある、手足の動きに違和感があるなど何か気になることがあればお気軽にお越しください。
当院では関節の痛みに対しての再生治療を行っております。
再生治療としてPFC‐FD治療を行っています。
PFC-FD治療とは
こちらはPRP治療の一種でPRPとはPlatelet Rich Plasmaの略で、多血小板血漿のことです。PFC-FDとはPlatelet-Derived Factor Concentrate Freeze Dryの略で血小板由来成長因子濃縮液を凍結乾燥保存したものです。当院ではこちらを注射用蒸留水に溶解し投与します。
傷ついた箇所に注入し、血小板に含まれる成長因子の働きを利用して、細胞の成長や増殖を促します。
治療の流れ
どのような方にお勧めか
治療を行えない方
関心のある方は院長にご相談ください。
名前だけ聞けばにんにくのエキスを注射するように思われる方もおられるかもしれません。にんにく注射は別名アリナミン注射ともいわれており、ビタミンB1を注射することで疲労回復に効果があります。決してにんにくエキスを注射するわけではありません。
血液中に直接投与することで即効性が期待でき腰痛・肩こりなどにも効果が期待されます。
こんな人におすすめです。
ご興味のある方は院長にご相談ください。
ビタミンCはメラニンの沈着を抑えることや血管を丈夫にすることでお肌にありを取り戻す美容効果があります。また抗酸化作用によるアンチエイジング、疲労回復、身体機能改善にも効果があります。
こんな人におすすめです。
ご興味のある方は院長にご相談ください。
プラセンタとは胎盤という意味です。こちらは胎盤から抽出されアミノ酸、ビタミン、ミネラル、核酸など多くの身体の生成に必要な成分を含んでいます。このため美容、アンチエイジング、新陳代謝の活性化に効果があります。
顔のほてり、発汗、息苦しさ、疲れ、気分の落ち込み、イライラ、不眠、食欲低下などに代表される更年期症状に効果があります。
プラセンタを投与すると以降献血ができなくなりますのでご注意ください。
こんな人におすすめです。
ご興味のある方は院長にご相談ください。
高濃度ビタミンC点滴
ビタミンCを一度に多量に投与することで全身に対するコラーゲン生成、メラニン生成の抑制による美肌効果、抗酸化作用によるアンチエイジング・疲労回復、免疫力向上やがん予防効果もあると言われております。 通常のビタミンC注射よりも多量・高濃度で投与を行うため血管痛がおこる可能性があります。
以下のような副作用があります。
以下のような方には投与できません。
ご興味のある方は院長にご相談ください。
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大阪府堺市の三国ヶ丘 かとう整形外科クリニック